手術
手術日の朝、朝食は無し、水分と前日渡された経口飲料水(OS-1)2本のみ。
チビチビと飲み空腹を紛らさせる。
手術の時は基本家族が付き添いに来てもらわないといけないが家には身重の奥さんと当時1歳半の娘。
仕方なく両親が来る。
本当は娘に会いたいし奥さんとも話をしたい。
手術予定時間になるも呼ばれず、手術着と着圧ソックスを履いて今か今かと待機をする。
足が痛いし痺れるが、朝から何も食べずに正午を過ぎて14時。
ようやく手術時間になったようで呼び出し。
車椅子に乗って手術室へ。
初手術に若干テンションが上がる。
自分の手術になんだかんだで10名ほどのスタッフがいてちょっとびっくり。
名前と手術部位を言い温かい柔らかなベッドへ寝てマスクを付けられると一瞬で夢の中へ。
次に目が覚めた時には主治医の先生の「終わったよ〜」の声。
頭が回らずとりあえずかすれた言葉で「ありがとうございました」と言った覚えが。
その後ストレッチャーで運ばれ、途中看護婦さんに「揺れますね〜」の言葉が耳に入る。
自分が今どんな状態か知る由もなく気づけばベッドへ。
どうやってベッドに移ったのかも覚えておらず、時間も分からずなされるがままに自室へ戻ってきた。
眠れるかな?と思いつつ目を瞑った